
前機種となるSpeed Wi-Fi NEXT W03(HWD34)にSpeed Wi-Fi NEXT WX03(NAD33)の最新技術を組み込んだ最新WiMAX端末として、Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)が発表されました。
Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)はこれまでのWiMAX端末の良いとこ取りをしたWiMAX端末で、通信速度とバッテリーの持ちを両立させた最強のモバイルルーターと言う印象を受けます。
そんなSpeed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)がどんなWiMAX端末なのか気になる方へ向けて、Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)の性能について詳しくご紹介して行きます。
また、Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)のお勧めな入手方法についてもご紹介します。
ぜひ、最後までご覧下さい。
↓Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)取扱店の詳細情報はこちら↓
もくじ
Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)の特徴とお勧め入手先
Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)はハイスピードプラスエリアモードに対応!
Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)なら広いエリアでの通信に対応!
ご紹介しているSpeed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)ですが、Huawei製のWiMAX端末となります。
ですので、従来のHuawei製のWiMAX端末の特徴であるau 4G LTEを使用したハイスピードプラスエリアモードにも対応しています。
ハイスピードプラスエリアモードについて簡単に補足説明をしておくと、人口カバー率99%の広大な通信エリアをカバーしている通信モードになります。
ですので、WiMAX 2+通信が圏外表示されるようなエリアであっても、通信する事が出来る可能性のある通信モードとなります。
ただし、ハイスピードプラスエリアモードを使用時には、別途月額1,005円のLTEオプション料が発生してしまいます。
とは言え、auとのセット割引きとなるauスマートバリューmineを利用する方であれば、このLTEオプション料は免除となります。
Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)のハイスピードプラスエリアモード時の通信速度は?
Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)のハイスピードプラスエリアモードに関しては、前機種となるSpeed Wi-Fi NEXT W03(HWD34)の最新技術を受け継いでいます。
ですので、WiMAX 2+通信の2回線分の通信とau 4G LTE通信を同時に利用する3波キャリアアグリゲーションにも対応しています。
3波キャリアアグリゲーションを利用する場合の下り最大通信速度は370Mbpsにも及びます。
ただし、WiMAX 2+通信が圏外表示されるような場所であれば、3波キャリアアグリゲーションを使用する事が出来ません。
その場合には、au 4G LTEの2種類の通信回線を同時利用するキャリアアグリゲーションを使用し、下り最大通信速度は225Mbpsとなります。
もしもキャリアアグリゲーションを使用しない場合には、au 4G LTE本来の下り最大通信速度である150Mbpsで通信を行う形になります。
また、ハイスピードプラスエリアモードを利用時の上り最大通信速度は25Mbpsとなります。
Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)は通信速度と電力消費を考えたバランス設計
Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)の通信速度を引き上げる最新技術
Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)のハイスピードモードに関しては、Speed Wi-Fi NEXT WX03(NAD33)の最新技術を採用しています。
Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)の元々の下り最大通信速度は110Mbpsで、上り最大通信速度は15Mbpsになります。
そこへ、4回線分の通信を同時に行う4×4MIMOと言う技術と、WiMAX 2+通信の2回線分の通信帯域を束ねるキャリアアグリゲーションと言う技術を併用します。
その結果、下り最大通信速度を440Mbpsに引き上げる事が出来ます。
また、Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)の上り通信にもキャリアアグリゲーションを使用する事が出来ます。
その結果、Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)の上り最大通信速度は30Mbpsに引き上げられます。
Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)の3種類の通信パフォーマンスモード
ご紹介した4×4MIMOとキャリアアグリゲーションですが、複数回分の通信を同時に行いますので、バッテリー消費が激しい機能である部分が最大のデメリットとなります。
ですので、状況に応じて4×4MIMOやキャリアアグリゲーションの使用を調節する必要性が出て来る訳です。
そうする事で、通信速度を優先させるのか、バッテリーを長持ちさせるのを優先させるのかを選ぶ事が出来るようになります。
その必要性に応えた機能が通信パフォーマンスモードになります。
Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)には、ハイパフォーマンスモードとノーマルモードとバッテリーセーブモードの3種類の通信パフォーマンスモードが搭載されています。
通信パフォーマンスモード | 4×4MIMO | キャリアアグリゲーション |
---|---|---|
ハイパフォーマンスモード | ○ | ○ |
ノーマルモード | × | △(※) |
バッテリーセーブモード | × | × |
(※)バッテリー残量が3割以下になると、自動的にキャリアアグリゲーションの使用を停止
前述したように、Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)の本来の下り最大通信速度は110Mbpsになります。
そして、キャリアアグリゲーションを使用すると、下り最大通信速度は2倍の220Mbpsになります。
更に、4×4MIMOを使用すると、下り最大通信速度は2倍の440Mbpsになります。
そして、4×4MIMOやキャリアアグリゲーションを使用すると、その分だけバッテリー残量の減りが激しくなります。
こう言った部分を考慮しながら、Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)の通信パフォーマンスモードを上手に使い分けたいものです。
Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)はBluetoothテザリングにも対応!
これまで、NECプラットフォームズ株式会社製のWiMAX端末のみが搭載して来た技術にBluetoothテザリングが挙げれます。
これは一体どんな技術なのかと言うと、電力消費を抑えた状態で通信を行う事が出来る通信方式になります。
ですので、テザリングの通信パフォーマンスはWi-Fiテザリングに劣るものの、その代わりにバッテリーが長持ちします。
そんなBluetoothテザリングですが、ついにHuawei製のWiMAX端末であるSpeed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)にもBluetoothテザリングが搭載されました。
前述したように、4×4MIMOとキャリアアグリゲーションの同時利用に対応するSpeed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)では、電池消耗の激しさが最大の問題点となります。
そんな激しいバッテリーの消耗をカバーする技術として、Bluetoothテザリングが採用された訳です。
ただし、Wi-Fiテザリングと比べてBluetoothテザリングは通信パフォーマンス面では劣ります。
ですから、状況に応じてWi-FiテザリングとBluetoothテザリングを使い分けると良いです。
ちなみに、Wi-FiテザリングとBluetoothテザリングとでは、同時接続数の上限も異なります。
テザリング方式 | 最大同時接続数 |
---|---|
Wi-Fiテザリング | 10台 |
Bluetoothテザリング | 3台 |
Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)のその他の機能
Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)は2種類のWi-Fi設定に対応
Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)のBluetoothテザリングについてご紹介しました。
続いて、Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)のWi-Fiテザリングについてもご紹介します。
Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)の対応するWi-Fiテザリングの通信方式には、IEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)が挙げれます。
この中で最もパフォーマンスの高いWi-Fiの通信規格がIEEE802.11ac/5GHzとなります。
ですから、Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)のWi-Fi設定は5GHzにしておいた方が、より速いテザリング速度でより広範囲に電波が届きます。
その代わりに、5GHzのWi-Fi規格に対応している通信機器は、割と新しいものに限られてしまいます。
ですから、古い機器類に対しては、5GHzのWi-Fiは使用出来ません。
また、5GHzのWi-Fiの使用は、電波法によって屋内使用に限定されています。
ですので、屋外にSpeed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)を持ち出す際には、Wi-Fi設定を2.4GHzに変更する必要性が出て来ます。
それに対して、2.4GHzのWi-Fi規格のメリットとしては、割と古い機器類にも対応していると言う汎用性の高さが挙げれます。
その代わりに、2.4GHzは電子レンジなどと言った様々な家電製品が使用している通信帯域になりますので、電波干渉が起こりやすいと言うデメリットもあります。
電波干渉が起こると通信速度が著しく遅くなったり、通信がブツブツ途切れてしまったりします。
こう言った各Wi-Fi設定の特性を把握しながら、状況に応じて使い分けるようにしましょう。
実際、2.4GHzから5GHzに変更する事で、通信の快適さは実感レベルで変わります。
Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)はNFCタッチにも対応
Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)は、前機種となるSpeed Wi-Fi NEXT W03(HWD34)で新たに搭載されたNFCタッチにも対応しています。
これはどんな機能なのかと言うと、NFCタッチのアプリをインストールしているAndroid端末であれば、Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)にかざすだけでWi-Fi設定を行う事が出来ます。
ですので、いちいち半角英数字がランダムに混ざっているパスワードを手入力する手間が省けます。
スマートフォンの場合、半角英字と数字が混ざっている文章を入力する際には、いちいち入力モードを切り換える必要があります。
これが非常に手間で、実際にやってみると、かなり煩わしい作業となります。
そんな面倒な手間を減らす事が出来ますので、NFCタッチは非常に嬉しい機能の1つとなります。
また、Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)はワンタッチ設定となるWPSやQRコードなどと言った、様々なかんたん接続機能を搭載しています。
ですので、Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)を各通信機器と接続する際には、これらを有効活用しましょう。
Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)はクレードルにも対応
Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)には、別売りのクレードルも用意されています。
クレードルの裏側にはEthernetポートが1つ用意されていますので、Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)を有線通信する事も出来ます。
また、Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)をクレードルにセットする事で、Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)に対して常に電気が供給されるようになります。
つまり、Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)のバッテリー残量の心配はなくなりますので、自動的に通信パフォーマンスモードはハイパフォーマンスモードに切り替わります。
ですから、Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)をクレードルにセットする事によって、Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)のパフォーマンスを最大限に引き出した状態で通信を行う事が出来ます。
Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)のお勧め入手先は?
ご紹介して来たSpeed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)ですが、KDDIと沖縄セルラーから2017年2月中旬に発売予定となっています。
そして、現段階ではauショップでのみ予約受付けが出来る状況となっています。(※2017年1月14日時点)
>>WEB予約
ただし、auのWiMAXサービスは月額料金が割高です。
ですから、いくらSpeed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)が魅力的なWiMAX端末だったとしても、そのまま予約注文に飛び付くのは得策とは言えません。
では、どう言った流れでSpeed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)を入手するのが良いのかと言う部分になる訳ですが、au系列のWiMAXサービスのプロバイダを利用する方法がお勧めです。
その中でも、3WiMAXと言うプロバイダの金銭的メリットが大きいです。
では、実際どれだけ金銭的メリットの差が出て来るのか、auの月額料金と3WiMAXの月額料金を比較してみましょう。
ご利用期間 | WiMAX 2+ フラット for DATAプラン | WiMAX 2+ フラット for DATA EXプラン |
---|---|---|
1~25ヵ月目 | 3,696円 | 4,380円 |
26ヵ月目以降 | 4,196円 | 4,880円 |
ご利用期間 | ライトプラン | ギガ放題プラン |
---|---|---|
契約初月 | 3,695円(日割り計算) | |
1~2ヵ月目 | 3,695円 | 3,695円 |
3ヵ月目以降 | 4,330円 |
このように、同じWiMAXサービスを利用する条件下であっても、月額料金にはこれだけの差額が出て来ます。
ですので、その分だけ家計への通信費の負担額を抑える事が出来ます。
このように、WiMAXサービスの申込み先選びは意外と重要だったりします。
ただし、2017年1月14日の時点では、まだ3WiMAXにはSpeed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)がラインナップされていません。
ですので、3WiMAXの端末一覧の中にSpeed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)が登場するまで、今しばらく待つ必要があります。
とは言うものの、これまで3WiMAXではau側のWiMAXサービスでしか取り扱っていないWiMAX端末も普通に取り扱って来ています。
ですから、待たされるだけ待たされて、結局は3WiMAXではSpeed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)を注文する事が出来なかった…などと言うリスクは低いです。
その部分は安心して、Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)のラインナップ入りを待ちましょう。
Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)を3WiMAXで契約するメリット
3WiMAXならSpeed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)が無料で入手出来る
これまで、3WiMAXではWiMAX端末代が無料になるキャンペーンを行って来ました。
ですので、Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)も例外ではないと思われます。
WiMAX端末は、通常価格で20,000円もしてしまいます。
ですが、WiMAXサービスを利用するにはWiMAX端末が必須となります。
ですから、この20,000円は初期費用として必要な出費となります。
ですが、3WiMAXであればこの20,000円を支払わなくても良くなりますので、その分だけ最初の負担額がなくなります。
3WiMAXならSpeed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)に高額キャッシュバックも付いて来る!?
ご紹介している3WiMAXですが、実は高額なキャッシュバックキャンペーンを行っていると言う点で評判のWiMAX取扱店だったりします。
と言うのも、28,000円もの現金キャッシュバックが貰えるからです。
このキャッシュバック額ですが、au系列のWiMAX取扱店の中では、業界最高額のキャッシュバックキャンペーンになります。
ですから、少しでもお得にSpeed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)を手に入れたいとお考えの方であれば、3WiMAXを利用するのがお勧めとなります。
UQ WiMAX系列店でのSpeed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)の取扱開始の可能性は?
ご紹介しているSpeed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)ですが、現段階での取扱店はKDDIと沖縄セルラーのみとなっています。
ただ、前機種であるSpeed Wi-Fi NEXT W03(HWD34)がそうだったように、数日遅れてUQ WiMAX系列のWiMAXサービスでもSpeed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)の取り扱いが開始される可能性はあります。
現段階での公式発表はありませんが、UQ WiMAX系列のWiMAXサービスでもSpeed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)が取り扱われる可能性は高いのではと、個人的には思っています。
ですので、Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)がUQ WiMAXで取り扱い開始されるアナウンスを待つと言うのも、1つの選択肢としてはありです。
とは言え、人よりもいち早くSpeed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)を手に入れたいと言う方もいる事でしょう。
そう言う場合には、3WiMAXでSpeed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)を購入するのがお勧めです。
前述した通り、現在はまだ3WiMAXでもSpeed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)が取り扱われていません。
ですが、まだSpeed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)がauで予約開始となってから、そんなに日数は経過していません。
そんな状況ですから、Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)が正式に販売される頃には、3WiMAXでもSpeed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)が購入出来るようになっている事でしょう。
ですので、そんなに焦る必要はありません。
少なくとも、Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)がUQ WiMAXで取り扱い開始になる確率よりも、Speed Wi-Fi NEXT W04(HWD35)が3WiMAXで取り扱い開始になる可能性の方が高いです。
ですので、そこは安心して待っていれば大丈夫です。
続報があった際には、また記事にします。
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